屋外消火栓を使用する際の注意点

火災現場で消火活動を迅速に行うために、屋外消火栓を正しく使用することは非常に重要です。
しかし、使用方法を誤ると事故やトラブルを引き起こす可能性もあります。
この記事では、屋外消火栓を使用する際の注意点について解説しますので、参考にしてください。
▼屋外消火栓を使用する際の注意点
■必ず2人以上で使用する
一人で操作を行うと水圧に対応しきれず危険なので、もう一人がサポート役として指示や補助を行いましょう。
また、状況に応じて役割分担を行うことで、より効率的な消火活動が期待できます。
■ノズルから手を離さない
放水中にノズルを手放すと、水圧によってノズルが暴れ、周囲に危害を及ぼす危険性があります。
しっかりと両手でノズルを握り、安定した姿勢で操作することが重要です。
また、放水方向をしっかりと定め、周囲の状況を確認しながら使用するよう心掛けましょう。
■人に向けて放水しない
消火栓の水は高い水圧を持っているため、人に直接放水することは非常に危険です。
誤って人に当たると、負傷や重大な事故につながる可能性があります。
操作中は常に放水方向を確認し、人がいる方向にノズルを向けないように注意を払いましょう。
▼まとめ
屋外消火栓を使用する際の注意点は、必ず2人以上で対応・ノズルを離さない・人に向けて放水しないなどです。
これらのポイントを押さえて、いざという時に落ち着いて行動できるよう準備を整えておきましょう。
『アイワ防災株式会社』では、茨城県にて消防用設備の定期的な点検やメンテナンスを承っております。
また、設置や修理工事・必要な機材の販売も行っておりますので、いつでもご相談ください。

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